都市部だけでなく、日本全体を盛り上げ、住人の生活をITの力で豊かにする、これがLocal Area Labのミッションとなります。ミッションに紐づく主な活動は以下のようなものです。
■ゲストハウスをハブに観光客誘致
宿泊施設を充実させることにより、地域の方と、他エリアの方が交流できる場を設けることで関係人口を増やしていきます。関係人口とはいわばそのエリアのファンであり、ファンが増えることでそのエリアの経済循環を良くする狙いがあります。また長い目で見たときの移住人口増加も期待できます。
■IoTで地域のスマートタウン化
以下は総務省の発表している人口減少の推移です。我が国の総人口は、2050年には9,515万人となり、約3,300万人(約25.5%)減少。高齢人口が約1,200万人増加するのに対し、生産年齢人口は約3,500万人、若年人口は約900万人減少。その結果、高齢化率は約20%から約40%に上昇。このように、国単位で見ると人口の減少は免れず、特に限界集落などのエリアではマンパワー不足による「できなくなること」「不便なこと」の多さが目立っています。その部分を補う構想が、IoTでのスマートタウン化となり、実際にエストニアではロボット配達員がすでに働いている現実があります。また、地域の仕事自体がこのIoTでのサービス導入や管理となれば仕事が減るわけではなく、さらなる新たな雇用を生み出すことも可能です。
■地域への移住者誘致・生活向上
生まれ育った地域を愛している。昔からの文化を守りたい。そういう人がいる地域の「地方創生」を手助けするのが弊社のミッションです。地域のお金(地銀など)で、地域の人が主導となり、地域で活動(仕事)をする。この三身一体の地域経済圏を作ることが地方創生となると考えておりこの循環を行うためには他エリアからの訪問者は必須となります。移住者に魅力的なエリアと認識していただくためにはそのエリアの方が豊かに暮らしていることが大切です。ITを活用することにより生活が向上できる提案を行っていきます。
■IT教育で地域から世界へ
他エリア、と表現した時日本国内にとどまらず、海外のエリアを指してる場合も往々にしてあります。IT教育の盛んなヨーロッパに続き、東南アジアでも多くの人々がITを学習しIoTやAIの技術者として活躍しています。彼らと対等な知識を得てともに働き、更にはその国自体ともつながっていく共通言語として英語はもとよりITのスキルも使っていくことができます。
ITは難しい、よくわからない、大変、数学ができないと無理、という誤解が多く、沢山の方々が「勉強したいけどどこから始めればいいかわからない」「独学してみたけどこれが何に使われているのか全くわからなかった」等の感想を持っている事が多いです。
弊社ではそのような誤解や苦手意識を取り除き、ITの面白さ、役割などをもっと簡単に親しみやすく多くの人に広めていく活動も行っていきます。人口減少が叫ばれている地域こそ、ITを最大限に活用するメリットが有る場所だと考えており、その地域に貢献したい人々へのIT教育の推進を図っていきます。